[ニューヨーク 6日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では ドルが主要通貨バスケットに対し小幅上昇。7日に発表される米連邦公 開市場委員会(FOMC)議事要旨がテーパリング(量的緩和の縮小) 開始時期の手掛かりを示すか、注目されている。

OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「投資家は議事要旨が一段とタカ派的な内容となる可能性に備えており、ドル の支えとなるだろう」と述べた。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数は0.328% 高の92.550。

米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業総合指数(N MI)が60.1と、2月以来の水準に鈍化したことを受け、米10年 債利回りが低下したものの、ドル上昇の足かせとはならなかった。ユーロ/ドルは0.37%安の1.18235ドル。失望を 誘うユーロ圏指標を受けて、約3カ月ぶり安値に迫った。

独欧州経済セ ンター(ZEW)が発表した7月の景気期待指数は63.3と、高水準 を維持しているものの、前月の79.8から低下した。5月の独鉱工業受注指数は前月比3.7%低下。昨年の初回のロックダウン(都市封鎖 )導入以降で最大の低下となる。

ポンド/ドルは0.34%安の1.38005ドル。英国が 他の主要国に先立ち新型コロナ禍から正常化に向かうという期待から、 ポンドは一時、1週間ぶりの高値となる1.3888ドルを付ける場面 もあった。

第2・四半期のニュージーランド企業信頼感が大幅に回復したこと を受け、NZ準備銀行(中央銀行)が予想より早期に利上げするとの観測が高まり、ニュージーランドドル/米ドルは一時上昇。しかし 、その後は下げに転じ、0.27%安の0.70135米ドルで推移し た。

豪ドルは0.38%安の0.74965米ドル。オーストラ リア準備銀行(RBA、中央銀行)が債券買い入れプログラムの縮小を決定し、大規模な金融緩和からの出口に向けて一歩を踏み出したことを 受け、豪ドルは一時1.2%上昇した。

ドル/円 
 NY終値 110.60/110.63
   始値 110.68
   高値 110.80
   安値 110.53

ユーロ/ドル 
 NY終値 1.1822/1.1825
   始値 1.1838
   高値 1.1846
   安値 1.1808