▽バンス米副大統領とローマ教皇が会談、復活祭にバチカンで

Donato Paolo Mancini、Akayla Gardner

  • 米副大統領と教皇の会談、トランプ政権1期目の2020年以来
  • バンス氏は19日、教会関係者と意見交換-移民や難民などについて
バンス米副大統領
バンス米副大統領 Photographer: Bonnie Cash/UPI

バンス米副大統領とローマ教皇フランシスコは、イースター(復活祭)に当たる20日、バチカンで短い会談を行った。副大統領府が発表した。

  米副大統領と教皇の会談は、トランプ政権1期目の2020年以来。19年にカトリックに改宗したバンス氏は妻子と共に、公私にわたって数日間、ローマに滞在している。

  米国を拠点とするカトリック系ニュースネットワークEWTNが投稿した動画では、車椅子に座る教皇と会話するベンス氏の姿が映っていた。

  バンス氏は19日にもバチカン市国を訪問。教会関係者との間で「意見交換」が行われたと、ローマ教皇庁(バチカン)は発表した。議題には移民や難民、囚人問題などが含まれていたという。

  教皇は今年、トランプ政権の移民政策と不法移民の強制送還を巡る姿勢を批判した。カトリックに改宗したバンス氏は教皇を称賛しつつも、自身の立場を維持すると表明した。

原題:JD Vance, Pope Francis Met at Vatican on Easter Sunday (2)(抜粋)