[16日 ロイター] –
> 米原油先物20ドル割れで18年ぶり安値、米在庫大幅増など嫌気
15日の取引で米原油先物が20ドル台を割り込み、18年ぶりの安値を付けた。北海ブレント先物も6%超下落した。週間の米原油在庫が1900万バレル増と、週間の増加としては過去最大となったことが嫌気された。
> 米経済「急激な落ち込み」、新型コロナの打撃深刻=地区連銀報告
米連邦準備理事会(FRB)は15日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、新型コロナウイルス感染拡大により、米国の経済活動は「全ての地区で突然、急激に落ち込んだ」と述べ、米企業が大打撃を受けたとの見方を示した。
> アマゾンとFBのCEO、経済再開巡り米政府と電話会議
米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)のベゾス最高経営責任者(CEO)とフェイスブック(FB)のザッカーバーグCEOが15日、米政府との電話会談に参加し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)により停止している経済活動の再開について協議した。各社の担当者が明らかにした。
> NY州、コロナ入院者減少・死者は高止まり マスク着用義務化
米ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルス感染症による同州の入院者数が2日連続で減少したと明らかにした。しかし1日当たりの死者数は752人と、前日から小幅減少したものの、なお高止まりの状況が続いている。
> 米国務長官、中国に新型コロナ巡る完全な透明性を要求
ポンペオ米国務長官は15日、中国の外交担当トップである楊潔篪・共産党政治局員に対し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に対抗し、さらなる感染拡大を防ぐ上で、完全な透明性と情報共有の必要性を強調した。米国務省が電話会談の内容を公表した。
> 米、新型コロナ死者3万人突破 感染者61.5万人=ロイター集計
ロイターの集計によると、新型コロナウイルス感染症による米国の死者が15日、3万人を突破した。
> 米、WHO拠出金を他の支援機関に振り向ける可能性=高官
トランプ米政権高官は15日、世界保健機関(WHO)に今年拠出する予定だった約4億ドルを別の国際支援機関に振り向ける可能性があると述べた。
> 独、新型コロナ抑制策5月4日から順次緩和 基本再生産数は1近辺
ドイツのメルケル首相は15日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策について、5月4日から段階的に緩和していく方針を発表した。ただ状況はなお「脆弱」とし、注意が必要との見解を示した。
> 米企業、5月が「支払能力」の正念場に=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は15日、全米の企業にとって5月が債務支払能力の正念場になるとの見方を示した。
> イタリア、新規感染者数の鈍化続く 死者なお高水準
イタリアの保健当局は15日、新型コロナウイルス感染症による死者が578人増加したと発表した。前日の602人から減少したが、引き続き高水準が続いている。
> 米、新型コロナの影響少ない約20州で経済活動再開可能=CDC
米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長は15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響が限定されている約20州で、トランプ大統領が示したように5月1日に経済活動を再開できる可能性があると述べた。
> WHO事務局長、米の資金拠出停止「遺憾」 新型コロナで結束要請
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は15日、トランプ米大統領が資金拠出の停止を決めたことは「遺憾」と述べた。また、「危険な敵」である新型コロナウイルス感染封じ込めという共通の取り組みで世界は結束する時だと強調した。
> G20財務相・中銀総裁、最貧国の債務返済停止で合意 年末まで
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁は15日、テレビ会議を開催し、最貧国の債務返済を一時的に停止することで合意した。5月1日から年末まで停止する。
> 新型コロナ封じ込めに注力、批判は後で=WHO特別代表
世界保健機関(WHO)のデビッド・ナバロ特別代表は15日、WHOを批判する前に、世界中に感染が拡大している新型コロナウイルスの封じ込めに注力するよう呼び掛けた。
> 英、新型コロナ死者約1.3万人 1日の死者数は減少傾向
英保健当局は15日、新型コロナウイルス感染症による死者が14日夕時点で1万2868人と、前日から761人増加したと発表した。1日の死者数としては前日の778人、10日に記録した980人から減少している。
> 米ベスト・バイ、国内店舗の時間給従業員5.1万人を一時解雇
米家電量販大手ベスト・バイ(BBY.N)は15日、米国内店舗の時間給従業員約5万1000人を一時解雇すると発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)により引き続き店舗を閉鎖しているため、第1・四半期の最初の2カ月間の売上高が約5%減少したという。
> 米アボット、新型コロナの抗体検査 6月までに月2000万個生産へ
米医薬品アボット・ラボラトリーズ(ABT.N)は15日、新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査を投入し、検査キットの生産を6月までに月間2000万個に拡大する計画を発表した。
> スペイン、新型コロナ死者の減少傾向継続 検査拡充と首相表明
スペインのサンチェス首相は15日、新型コロナウイルス感染症による死者数の減少が続き、感染防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置の緩和を進める中、検査を拡充していくと表明した。
> 石油需要は大幅減少へ、協調減産でも相殺できず=IEA月報
国際エネルギー機関(IEA)は15日公表した月例報告で、4月の石油需要が日量2900万バレル減少し、25年ぶりの低水準に落ち込むとの見通しを示し、どんな減産をしても市場が直面している短期的な価格下落を完全に相殺することはできないと警告した。
> 都市封鎖の解除、段階的に進める必要=WHO
世界保健機関(WHO)は15日、新型コロナウイルス対策として導入した都市封鎖(ロックダウン)などの規制を緩和する際には、少なくとも2週間の期間を置いた上で、次の緩和措置に踏み切るべきだとの見解を示した。
> SF地区連銀総裁、急激なV字型回復を予想せず=WSJ
米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、急激なV字型の景気回復は予想しておらず、今年いっぱい四半期ベースでマイナス成長が続く可能性のほうが高いとの見方を示した。
> ドイツが商店への規制緩和を検討へ=関係筋
ドイツ政府は、新型コロナウイルス対策の一環として先月導入した商店に対する規制を4月20日から緩和することを検討する方針。ただ移動制限については5月3日まで延長するとみられる。
> 中国武漢市、月末までに鉄道や航空機の全面再開目指す=副市長
新型コロナウイルスの発生地とされる中国湖北省武漢市の副市長は15日の記者会見で、4月末までに鉄道や航空機の運航、貨物輸送の全面再開を目指すと表明した。
> 中国本土の新型コロナ新規感染者は46人に減少、36人が渡航者
中国国家衛生健康委員会は15日、中国本土で14日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は46人で、前日の89人から減少したと発表した。このうち36人が海外からの渡航者で、こちらも前日の86人から減少した。
> フィンランド、首都ヘルシンキ周辺の封鎖を解除へ
フィンランドのマリーン首相は、首都ヘルシンキ周辺地域の道路封鎖を15日に解除すると表明した。新型コロナウイルス関連規制の緩和に向けた最初のステップとなる。