News to The Future

今週(25日〜31日)の注目点は、イラン停戦協議の行方だ。トランプ大統領による早すぎるイランの核放棄を伴う合意見通発言により、協議そのものの不透明感が増している。とはいえ、ここで協議が破綻することのリスクは米国とイランにとどまらず協議参加者の大半が理解している。いずれ協議が合意に達するとみていいと思うが、思った以上に時間がかかる可能性もある。合意の可否については懐疑派と楽観派が相半ばしている。懐疑派は米国とイランの過去に重点を置き、楽観派は両国の並びに周辺国の未来志向を意識しているように見える。米国とイランは過去に核問題で合意に達し、その後に決裂し対立するという経緯を繰り返してきた。これに対して楽観派はホルムズ海峡封鎖に伴う影響が、戦争の当事国だけでなく周辺国および世界中に広がっている現実を重視する。戦争の終結が国際政治の安定、ひいては世界経済の回復に寄与するとの観点から停戦協議を後押ししている。半ば拮抗する懐疑派と楽観派のパワーバランスがどちらに傾くか、そこが今週の最大の注目点になる。キューバをめぐる対立、ウクライナ戦争の激化もイラン戦争の停戦協議と無関係ではないだろう。国際的な紛争から一段と目が離せなくなってきた。国内的にはイラン戦争にともなく物価上昇懸念が強まっている。高市総理は3兆円規模で補正予算を編成する腹を固めた。問題は財源だ。補正予算の財源問題が積極財政の先行きを縛りかねない情勢になっている。補正の財源問題と来年度予算をどうやって切り離すか、当面の焦点になりそうだ。

最近の投稿

ジャーナル(26日):米国・イランの停戦協議、難航の原因はトランプ氏の独断と性急な発言か

イランとの停戦協議が長引いている。その原因は、トランプ大統領が自身に都合の良い独断的な発言を繰り返し、協議の進捗を妨げていることにあるように思えてならない。そんなことを考えながら今朝のニュースを見て、驚愕した。 ロイター …

ジャーナル(22日):巨大議連「国力研究会」が始動―数の力か、政策の転換か

麻生太郎副総裁を筆頭に、自民党の主要議員が呼びかけ人に名を連ねた新グループ「国力研究会(Japan is Back=JiB)」の初会合が昨日(21日)開かれた。 同研究会に入会届を提出した議員は実に347人にのぼり、当日 …

ジャーナル(20日):日韓首脳会談、安定と協力を強調=東南アジアの安全保障にも貢献

高市早苗総理と韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領による日韓首脳会談が昨日、大統領の故郷である安東(アンドン)市で開催された。中東情勢の緊迫化や、直前に行われた米中首脳会談(5月14〜15日)など激変する国際情勢を受け、 …

マクロスコープ:補正予算「3兆円強」の舞台裏、高市氏の思惑と政府内の危惧<ロイター日本語版>2026年5月25日午後 6:28 GMT+9

鬼原民幸, 竹本能文 [東京 25日 ロイター] – 高市早苗首相は25日、長引く中東情勢の悪化を受けた物価高騰対策などのため、3兆円強の2026年度補正予算の編成方針を正式に表明した。財源には赤字 …

エボラ出血熱急拡大、死者数220人 WHO事務局長「対応が後手に」<ロイター日本語版>2026年5月26日午前 5:37 GMT+9

[25日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日、コンゴ​民主共和国(コンゴ)とウ‌ガンダで急速に拡大しているエボラ出血熱の流行が対応を上回​る速さで広がっており、疑​い例のうち22 …

AI開発、テック業界外部の監視強化が必要=アンソロピック共同創業者<ロイター日本語版>2026年5月26日午前 7:15 GMT+9

Giselda Vagnoni, Joshua McElwee [バチカン市 25日 ロイター] – 高性能人工知能(AI)「クロード」を開発した米新興企業アンソロピックの共同創業者クリス・オラ氏は …

ロシア、キーウ軍事施設「組織的攻撃」開始を米に伝達 退避勧告も<ロイター日本語版>2026年5月26日午前 4:07 GMT+9

[25日 ロイター] – ロシアは25日、ウクライナの首都キーウにあるウクライナ軍関連​施設や意思決定拠点に対し「一連の計画的な攻‌撃」を開始すると表明し、外国人に退避を勧告した。ロシア外務省が明らかにした。 …

イラン大統領、インターネット接続再開を命令=国営メディア<ロイター日本語版>2026年5月26日午前 4:30 GMT+9

[25日 ロイター] – イランのペゼシュキアン大統領は、国際的​なインターネットへのアク‌セス再開を命じた。イラン国営メディアが25日、通信省報道​官の話として報じた。 た​だ、いつ、どのような形で⁠アクセ …

ネタニヤフ氏「ヒズボラと戦争状態」、レバノン東部ベカー高原を攻撃<ロイター日本語版>2026年5月26日午前 3:42 GMT+9

Steven Scheer, Maya Gebeily [エルサレム/ベイルート 25日 ロイター] – イスラエルのネタニヤフ首相は25日に公開したビデオメッセージで、イスラエルとレバノンの親イラ …

トランプ氏がアブラハム合意拡大を要請、イラン合意と連動 パキスタン拒否<ロイター日本語版>2026年5月25日午後 11:04 GMT+9

Doina Chiacu, Humeyra Pamuk [ワシントン 25日 ロイター] – トランプ米大統領は25日、イランとの合意の一環として、サウジアラビア、カタール、パキスタン、トルコ、エジ …

重要ニュース10本(26日)

5月24日以降に報じられたニュースの中で、国際政治・安全保障・経済・公衆衛生への影響度を基準に、世界的に重要度が高いと考えられるものを順位付きで整理すると、概ね次の10本です。 参考までに、今回のランキングでは特に以下を …

首相一変、「苦手な」会食で党内融和と政権基盤強化狙う…予算審議日程巡り溝生まれた参院幹部とも化粧水を手土産に食事<読売新聞オンライン>2026/05/23 07:52

桜木優樹  高市首相(自民党総裁)が、4月の今年度予算成立以降、党幹部らと相次いで会食している。政権発足直後は会合を避けてきたが、コミュニケーションを増やすことで党内融和と政権基盤の強化を図る狙いがあるとみられる。(桜木 …

米中首脳会談で習主席が高市首相を名指し非難、トランプ氏は擁護…緊張長期化の見方広がる<読売新聞オンライン>2026/05/24 05:00

 14日に北京で行われた米中首脳会談で、日中関係の悪化が議題に上っていたことがわかった。 習近平シージンピン 国家主席が高市首相を名指しで非難したのに対し、トランプ大統領は首相の指導力を評価して擁護したという。会談後、ト …

赤沢氏、中国貿易相と立ち話、ChatGTPに今後の展開を聞いてみた

今回のAPEC貿易相会合(中国・蘇州)で、赤沢亮正 と 王文濤 が夕食会前に「短時間の立ち話」を行ったことは、形式上は小さな接触ですが、外交的にはかなり象徴的な意味を持っています。 背景:なぜ日中関係が冷え込んでいたのか …

赤沢経産相、中国商務相と立ち話 APEC貿易相会合で<ロイター日本語版>2026年5月23日午後 3:22 GMT+9

清水律子 [東京 23日 ロイター] – 赤沢亮正経済産業相は23日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合後の記者会見で、中​国の王文濤商務相と立ち話を行ったこと‌を明らかにした。内容についての言及 …

米台の首脳電話会談、具体計画まだ策定されず=関係筋<ロイター日本語版>2026年5月23日午前 4:53 GMT+9

Trevor Hunnicutt, Michael Martina, Ben Blanchard [ワシントン/台北 22日 ロイター] – トランプ米大統領が実​施する意向を示した台‌湾 …

イランとパキスタンが修正案提示、米は24日までに回答見込みとパキスタン筋<ロイター日本語版>2026年5月24日午前 5:11 GMT+9

[23日 ロイター] – イランとパキスタンは、戦闘を終結しホルムズ海峡を開放する修正案を米国に提示した。米国は24日までに提案への回答​をする見通し。交渉に詳しいパキスタンの情報筋2人が23日、‌ロイターに …

トランプ氏、イラン和平交渉ほぼまとまると投稿 「ホルムズ海峡開放へ」<ロイター日本語版>2026年5月24日午前 6:08 GMT+9

[23日 ロイター] – トランプ米大統領は23日、イランとの和平合意に関する覚書につい​て「大部分の交渉」がまとまり、‌ホルムズ海峡が開放されると自身の交流サイト(SNS)に投稿した。「合意の最終的な部​分 …

重要ニュース10本(24日)

23日〜24日早朝(日本時間ベース)にかけて、各国主要メディアで大きく扱われたニュースを、国際的影響度・緊急性・市場や安全保障への波及を基準に整理すると、重要度順では概ね以下の10本です。 (以上、ChatGPT)

大阪都構想の法定協設置議案を可決、大阪市議会委員会 副首都指定へ付帯決議<産経ニュース>2026/5/23 07:00

入沢 亮輔、前川 康二 永井 大輔 大阪都構想の制度設計を担う法定協議会の設置議案は22日の大阪市議会財政総務委員会で、大阪維新の会などの賛成多数で可決された。副首都関連法の成立を想定し、都構想の実現前でも大阪が速やかに …

維新・斎藤政調会長、「減税」組み合わせるよう求める…給付に一本化の方向性に「給付のみで了としない」<読売新聞オンライン>2026/05/22 18:35

 日本維新の会の斎藤政調会長は22日の党会合で、給付付き税額控除の制度設計を巡り、「給付のみで了とするつもりはない」と強調し、税額控除(減税)を組み合わせるよう求めた。  政府と与野党による社会保障国民会議の実務者会議が …

ウクライナ情勢(23日)

2022年2月の本格侵攻開始から5年目を迎えているウクライナ戦争ですが、2026年現在の戦況は、双方が技術を駆使して適応し合う「激しい消耗戦」と「外交的な駆け引き」が並行する局面に入っています。 直近(2026年5月時点 …

米イラン協議、外交努力続く パキスタン軍トップらテヘラン入り<ロイター日本語版>2026年5月23日午前 1:27 GMT+9

Jacob Bogage, Parisa Hafezi [ワシントン/ドバイ/ヘルシンボリ(スウェーデン) 22日 ロイター] – 米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡り、両国の見解の隔たりがな​ …

FRB利下げ「正気の沙汰でない」、緩和バイアス削除を=ウォラー理事<ロイター日本語版>2026年5月23日午前 12:38 GMT+9

Howard Schneider [フランクフルト/ワシントン 22日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は22日、近い将来の利下げを検討するのは「正気の沙汰ではない」​と述べた。インフ …

米FRBウォーシュ新議長が就任、トランプ氏「完全な独立」望む<ロイター日本語版>2026年5月23日午前 1:34 GMT+9

Howard Schneider [ワシントン 22日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ新議長の就任宣誓式が22日、ホワイトハウスで行われた。ウォーシュ氏は、政権によるFRB批判 …

重要ニュース10本(23日)

5月22日から23日朝(本日)にかけての世界の重要ニュースを重要度順に10本厳選してお届けします。 中東情勢の緊迫化に伴う生活への影響や、金融市場の動き、新たなAIの台頭が注目を集めています。 1. ウォーシュ氏がFRB …

米イラン、主要問題でなお対立 双方が進展の兆しに言及も<ロイター日本語版>2026年5月22日午前 7:22 GMT+9

Jacob Bogage, Parisa Hafezi [ワシントン/ドバイ 21日 ロイター] – 米国とイランは21日、イランのウラン備蓄とホルムズ海峡の管理を巡り対立する姿勢を崩さなかった。た …

イラン情勢(21日〜22日早朝まで)

5月21日以降、イラン情勢およびペルシャ湾・ホルムズ海峡をめぐる地政学リスクは、「外交的な最終合意」か「軍事衝突の再燃」かという、極めて緊迫した過渡期(デッドライン)を迎えています。 特に21日・22日朝にかけて、マーケ …

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