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今週（１日〜７日）の注目点は、米国主導で進展しているウクライナ和平案をめぐる関係者の交渉の推移だ。米国主導で始まった今回の和平に向けた動きは、米主要メディアによる和平案すっぱ抜きを機に突然始まったようにみえる。当初はロシア側が圧倒的に有利な内容だったが、ウクライナをはじめ欧州各国の巻き返しにあってロシア側の主張がかなり削られ形の内容に修正されている。30日に米フロリダ州で会談した米・ウ両国の関係者は、「われわれが前進を遂げたという事実を踏まえると、（先行きは）楽観的でもある」（ルビオ国務長官）とコメント。ウクライナ側も「米国はわれわれの声に耳を傾け、われわれを支援し、共に歩んでくれている」（ウメロフ国家安全保障・国防会議書記）と謝意を示した。とはいえ、２８項目からなる当初案が圧倒的にロシア側に有利だったこともあり、修正案を同国が受けイルれるかどうか分からない。ロシア側はこれまで否定的な見解を示しており、和平案自体が結実するかどうかも不透明になっている。それだけに今週も続く交渉の推移が注目される。日中関係も引き続き注目される。先週も日本人アーティストの公演がドタキャンされるなど、中国側の力による嫌がらせが続いている。日中関係が悪化して困るのは日本だけではない。中国の強引な対応を世界中が見守っている。中国に対する信用も傷つくだろ。中国もこのままだと振り上げた拳を遅せなくなる。両国の冷静な対応が望まれる。