[12日 ロイター] – 
> FRBや米銀、コロナ危機下で一段の行動必要=クォールズ副議長 
米連邦準備理事会(FRB)のクォールズ副議長は11日、上院銀行委員会向けの準備原稿で、FRBは新型コロナウイルス危機が終息する前に「一段の行動が求められるかもしれない」と述べた。 

> 米ホワイトハウス、西棟スタッフにマスク常時着用を指示=高官 
米ホワイトハウスが大統領執務室などがあるウエストウイング(西棟)で勤務するスタッフに対し、自身の席に付いている時以外は常時マスクを着用するよう命じたと、政府高官が11日明らかにした。 

> 米アボットのコロナ抗体検査、FDAが別装置の使用も承認 
米食品医薬品局(FDA)は11日、医薬品大手アボット・ラボラトリーズ(ABT.N)の新型コロナウイルス抗体検査について、すでに承認している測定装置「アーキテクト」の利用に加えて、別の装置「アリニティー」についても緊急使用を承認した。 

> 原油先物は下落、新型コロナ「第2波」への警戒強まる 
米国時間の原油先物価格は下落。新型コロナウイルス感染の第2波を巡り懸念が高まった。一方、サウジアラビアによる追加減産発表を受け下落は限定的だった。 

> 米、新型コロナ死者8万人突破=ロイター集計 
ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染症による死者が11日、8万人を突破した。米国ではほぼ全ての州がロックダウン(都市封鎖)措置の緩和に踏み切っている。 

> 上海ディズニーやパリの店舗再開、コロナ感染「第2波」に身構え 
新型コロナウイルスの影響で休園していた米ウォルト・ディズニー(DIS.N)の中国・上海ディズニーランドが11日、約3カ月ぶりに営業を再開したほか、フランスでも約2カ月にわたって実施されていた都市封鎖(ロックダウン)が緩和され、商業施設の営業再開や政府許可証なしでの外出、近隣地域への移動が可能になった。 

> フランス、新型コロナ死者・感染者数が大幅増 制限緩和始まる 
フランス保健当局は11日、過去24時間の新型コロナウイルス感染症による死者が263人となり、前日の70人から4倍近くに達したと発表した。 

> コロナ抑制策緩和、第2波「強く警戒」しながら慎重に=WHO 
世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策の緩和には、感染拡大の第2波に対する「強い警戒」が必要になるとの考えを示した。 

> マイナス金利政策、あまり支持せず=米アトランタ連銀総裁 
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は11日、マイナス金利政策について、「政策ツールの中でも弱いものの1つ」との考えを示し、あまり支持していないと述べた。 

> WHO、台湾の総会参加巡り事務局長に「判断権限ない」 
世界保健機関(WHO)は11日、来週の年次総会への台湾の参加を巡り、テドロス事務局長に「判断する権限はない」とした上で、台湾の参加を巡っては各加盟国で意見が分かれていると表明した。 

> 米NY市外の州内一部地域、週末に経済再開の可能性=知事 
米ニューヨーク州のクオモ知事は11日、州内の一部地域で今週末から経済活動を再開できる可能性があると述べた。同州の中・西部地域では2週間連続で新型コロナウイルス感染症の入院者数が減少し、大規模な検査が実施されるなど、経済再開に必要な7つの基準が満たされたとした。 

> 豪、コロナ抑制策解除で毎月94億豪ドル経済押し上げ=財務相 
オーストラリアのフライデンバーグ財務相が12日に行う演説で、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)などの多くの新型コロナウイルス感染拡大抑制措置が7月までに解除された後は、オーストラリア経済は毎月94億豪ドル(61億5000万米ドル)押し上げられるとの試算を示すことが分かった。 

> 米経済、年後半の成長は「緩慢で不均等」に=シカゴ連銀総裁 
米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は11日、新型コロナウイルスによる打撃を受けた国内経済が年前半の急激な落ち込みを経て年後半は成長に転じるとの見方が「妥当」だが、回復のペースの回復は緩慢で業種によって異なる公算が大きいという考えを示した。 

> イタリア、新型コロナ死者3.07万人 感染者数は伸び鈍化 
イタリアで確認された新型コロナウイルス感染症による死者は11日に179人増え、累計3万0739人となった。前日の死者増加数は165人だった。イタリアは死者数で米国、英国に次いで世界3番目に多い国となっている。 

> ロシア、封鎖措置を段階緩和へ 12日から地域状況に合わせ 
ロシアのプーチン大統領は11日、新型コロナウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)を段階的に解除すると発表した。ただ、国内感染者は依然増加しており、イタリアを抜いて世界3番目になった。 

> トランプ氏、州経済再開巡り民主党批判 「政治目的で遅い行動」 
トランプ米大統領は11日、野党民主党が政治的な利益を得るために州経済の活動再開を遅らせていると批判した。主張を裏付ける確証は示さなかったが、11月3日の大統領選での再選を視野に入れた発言の可能性がある。 

> 英、コロナ制限緩和でマスク着用勧告 プロスポーツは自粛継続 
英政府は11日、新型コロナウイルスに関する行動制限の緩和に向けた計画の詳細を発表し、マスクの着用や公共交通機関の利用回避、国外からの入国に伴う14日間の隔離などを勧告した。 

> 新興国、外貨準備2400億ドル減 コロナ危機で通貨下支え=バンカメ 
新型コロナウイルスの危機を受け各中央銀行が自国通貨と経済を下支えする対策を急ぐ中、主要な新興国が過去2カ月で2400億ドルの外貨準備金を減らしたと、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が11日明らかにした。 

> カナダ、大手企業向けにつなぎ融資制度 航空・エネなど対象 
カナダ政府は11日、新型コロナウイルス対策の一環として、航空業界やエネルギー業界などの大手企業に対するつなぎ融資ファシリティーを創設すると発表した。 

> 英航空業界は一段と悪化へ、入国者の隔離実施で=IAG幹部 
英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の持株会社インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)(ICAG.L)のウォルシュ最高経営責任者(CEO)は11日、英政府が海外からの入国者に隔離措置を導入すれば、航空業界は新たな損害を被るだろうと警告した。 

> ペルシャ湾岸6カ国、新型コロナ感染者10万人突破 死者557人 
ロイターの集計によると、ペルシャ湾岸6カ国の新型コロナウイルス感染者数が11日、10万人を突破した。死者は557人に達した。 

> EXCLUSIVE-トヨタの北米生産、4―10月は前年同期比29%減を計画=関係筋 
トヨタ自動車(7203.T)が米国・メキシコ・カナダの北米における完成車生産について、4―10月の累計で前年同期比で約3割減を計画していることがわかった。関係筋が11日、明らかにした。5月の生産再開から、徐々に回復させていく方向。 

> 中国、コロナ禍で政策調整強化へ 経済目標達成目指す=首相 
中国の李克強首相は11日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に伴い国が未曽有の困難に直面する中、マクロ経済政策の調整を強化すると表明した。中国中央テレビ(CCTV)が報じた。 

> 独首相、連邦裁のECB違憲判断巡る問題は解決可能=関係筋 
ドイツのメルケル首相は、11日に開かれたキリスト教民主同盟(CDU)の幹部会合で、連邦憲法裁判所が欧州中央銀行(ECB)の量的緩和政策(QE)を一部違憲と判断したことについて、ECBが資産買取プログラムに関する説明を行えば問題の解決は可能という認識を示した。関係者2人が明らかにした。 

> 中国、台湾のWHO総会参加支持したNZを非難 
中国外務省は11日、来週開催される世界保健機関(WHO)総会について、ニュージーランドが台湾のオブザーバー参加を支持したことを非難した。 

> 金利よりバランスシート活用が効果的=スウェーデン中銀議事要旨 
スウェーデン中央銀行は11日、政策金利をゼロ%で据え置くことを決めた前回4月27-28日の金融政策会合の議事要旨を公表した。 

> ロシアのコロナ感染者、世界で3番目の多さに 1日で1.1万人増 
ロシアでは11日、新型コロナウイルス感染者の累計が22万1344人となり、イタリアと英国を抜いて世界で3番目に多い国となった。過去24時間で1万1656人増えた。1日当たりの増加数としてはこれまでで最多だ。 

> 焦点:増える女性のコロナ失業、米でもシングルマザーが犠牲の筆頭 
米サウスカロライナ州チャールストンでバーテンダーとして働いていたシャナ・スウェインさん。解雇される以前は、毎晩、客に料理を提供し、「マンハッタン」「コスモポリタン」といったカクテルを作っていた。