任期満了に伴う宮城県議選(定数59)は22日投開票され、自民党の5人が落選し、1増で4人が当選した公明党と合わせても過半数を割り込んだ。ただ、無所属の当選者のうち数人は自民会派入りするとみられ、与党会派としては過半数を維持する可能性がある。投票率は35・93%。
女性は立候補した14人のうち、10人が当選。過去最多だった前回の8人を上回った。
日本維新の会は4人の新人候補のうち2人が当選し、初めて議席を獲得した。立憲民主党は立候補した10人が全員当選。共産党は改選前の5議席を維持した。
政党別当選者は自民24人、立民10人、維新2人、公明4人、共産5人、無所属14人。県議選には84人が立候補した。
村井嘉浩知事が推進する病院再編計画や、来年再稼働が予定されている女川原発、物価高騰対策が争点となった。