▽米ロ首脳会談、サウジ開催の可能性 トランプ氏が表明<ロイター日本語版>2025年2月13日午前 6:25 GMT+9
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[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、ロシアのプーチン大統領との会談開催地はサウジアラビアになる可能性が高いと表明した。トランプ氏はこれに先立ち、プーチン大統領と電話会談したことを明らかにした。 もっと見る
トランプ氏はプーチン大統領と良い会話をしたとし、会談は1時間以上に及んだと言及。その上で、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は現実的ではなく、ウクライナが全領土を取り戻す可能性は低いとの見方を示した。
▽トランプ氏、プーチン氏と電話会談 ゼレンスキー氏とも協議<ロイター日本語版>2025年2月13日午前 6:02 GMT+9
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[ワシントン/キーウ 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、ロシアのプーチン大統領と電話会談したと明らかにした。自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で明らかにした。ウクライナや中東、エネルギー問題のほか、二国間関係についても協議したという。
トランプ氏によると両氏は、ウクライナの戦争で死者を出さないことで合意。両国のチームが直ちに交渉を開始することでも合意した。
ロシア大統領府(クレムリン)も両首脳が電話会談を行い、会談の実施で合意したことを確認。プーチン氏はトランプ氏にモスクワを訪問するよう招待したという。
ロシアの情報筋によると、両首脳は第三国で会談する可能性もあるとの憶測が浮上しており、会談開催場所としてサウジアラビアとアラブ首長国連邦が候補になっているとみられる。
電話会談は1時間半近くに及んだ。プーチン氏が米国大統領と直接会談するのは2022年2月以来とみられる。
トランプ氏はその後、ウクライナのゼレンスキー大統領とロシア・ウクライナ戦争について協議したと表明。「会話は極めて良好だった。プーチン氏と同様に、ゼレンスキー氏も平和を望んでいる」とトゥルース・ソーシャルに投稿した。
ゼレンスキー大統領もトランプ大統領と会談を行ったことを確認し、ウクライナと米国との間の安全保障問題のほか、経済協力や資源を巡るパートナーシップなどを巡る文書の準備について協議したと表明。「和平を実現する機会について長く話し合った」とXに投稿した。
トランプ氏からプーチン大統領との協議内容についても報告を受けたほか、今後も連絡を維持し、会談を計画することで合意したと明らかにした。
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