同紙によると、トランプ氏はメイ氏がこれまでの電話会談で、政策の微細な話を優先していたといら立ちをあらわにした。また、メイ氏の「相次ぐ要求」を不快に感じているという。メイ氏は4日の電話会談で、米の鉄鋼やアルミニウムの輸入制限に不満を伝えていた。

トランプ氏は友人の一人に、メイ氏から「お説教」されたと愚痴をこぼしたという。ホワイトハウス関係者も、メイ氏の話しぶりについて「悪気はないのだろうが、まるで教師だ」と評し、「(相手がトランプ氏でなくても)うまくやれるのか分からない」と語った。