• ベージュブックは楽観後退を指摘、トランプ氏は中国合意に自信
  • ニクソン時代以降で最悪、OPEC総会前夜、イタリア景気後退か

「父のブロッコリー嫌いは、私たち子どもにも遺伝した」。第41代米大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏への弔辞を読む長男のジョージ・W・ブッシュ氏。時に笑いが、時にすすり泣く声が参列客から聞こえました。マーケットの大半が休みの静かな日、地区連銀経済報告(ベージュブック)は楽観の後退を指摘しました。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

関税や金利上昇

ベージュブックによると、大半の地区が緩慢ないし緩やかな景気拡大を報告した。ただ4地区は拡大ペースが鈍化あるいは「わずかな」拡大にとどまった。「一部では関税や金利上昇、労働市場の逼迫(ひっぱく)が影響して不透明感が強まり、楽観が後退した」と記した。

習主席を信じる

トランプ米大統領は週末にアルゼンチンで行った通商協議を経て、中国から「とても強いシグナル」が送られていると述べた。「私との長い会談で習近平国家主席が語った全ての言葉を信じている。歴史的な会談だったと願う」とツイート。「あらゆる問題が議論された!」と続けた。

ニクソン時代以降で最悪

ネッド・デービス・リサーチ(NDR)は債券や米国株、国外株、商品などマーケットを大きく8つの資産クラスに分類。このうち、今年5%を超えるリターンを残しそうな資産クラスは一つもない。この現象は1972年以降なかったものだという。「超緩和的な金融政策の解除に資産価格がどう反応するか、不安が市場を覆っている」とリポートで指摘した。

総会は明日

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」は、原油生産の削減を提言した。減産しないようにとのトランプ大統領の要請を退けた格好。ただし、供給削減規模についての合意はなかった。オマーンによれば、市場から日量約100万バレルを削減することで最終合意する可能性がある。

5年ぶりの危機に

イタリア経済は7-9月期に予想外のマイナス成長を記録。11月の製造業購買担当者指数(PMI)は活動拡大・縮小の分かれ目である50を下回り、4年ぶりの低水準となった。サービス業PMIによると、輸出需要は5カ月連続で落ち込んだ。2四半期連続でGDPが減少した場合、リセッション(景気後退)の定義に当てはまる。

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