Sahil Kapur

カマラ・ハリス上院議員(民主・カリフォルニア州)は21日、2020年米大統領選挙への立候補を表明し、民主党候補の指名獲得争いに名乗りを上げた。ハリス氏は出馬表明の日に公民権運動の象徴であるキング牧師の生誕記念日の祝日を選んだ。

ハリス民主党上院議員Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ハリス氏はジャマイカで生まれた父親とインドからの移民である母親を両親に持つ。同氏が当選した場合、黒人女性としてだけでなくインド系米国人としても初めての大統領となる

  ハリス氏は米ABCの番組「グッドモーニング・アメリカ」で放映されたビデオメッセージで、「真実、正義、良識、平等、自由、民主主義。これらは単なる言葉ではない。いずれも米国民が大切にしてきた価値観だ。それが今や危機的状況にある」と述べ、「だからこそ、私は米国の大統領選に立候補する。こうした声を主張していく」と表明した。

原題:Kamala Harris Seeks to Make History With 2020 Presidential Bid(抜粋)