23日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)への出発前、ホワイトハウスで取材に応じるトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、北朝鮮が再びミサイル発射に踏み切ったことについて「多くの国が短距離ミサイルの実験を行っている」と述べ、今回の発射も問題視しない考えを示した。ホワイトハウスで記者団に述べた。また「(金正恩朝鮮労働党委員長は)ミサイル実験が好きなんだ」とも語った。

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 トランプ氏は10日、ツイッターで、正恩氏が書簡の中で、20日までの米韓合同軍事演習終了後にミサイル発射を停止する意向を示したと明らかにしている。だが、今回のミサイル発射はこの約束に違反していないという認識を示した。

 また、トランプ氏は「正恩氏は私に対して非常に率直に話している」と指摘。「われわれは非常に良い関係にある」とも強調した。