7日、イラン南東部ケルマンで、ソレイマニ司令官のひつぎの周りに集まる人々(EPA時事)
7日、イラン南東部ケルマンで、ソレイマニ司令官のひつぎの周りに集まる人々(EPA時事)

 【ドバイ、バグダッド・ロイター時事】米軍により殺害されたイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官の故郷、イラン南東部ケルマンで7日、同司令官の葬儀が執り行われた。参列者が殺到して将棋倒しになり、少なくとも50人が死亡、200人超が負傷した。イラン学生通信(ISNA)やファルス通信が地元当局者の話として報じた。

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 葬儀に参列するため、何万人もの人々が道路に押し寄せた。事故を受け、埋葬は当初の予定より遅れて行われた。
 3日にイラクで殺害されたソレイマニ司令官のひつぎは、ケルマンに到着する前、イラクやイランの関係都市にも運ばれ、追悼行進などが行われた。