[パリ 15日 ロイター] – フランスのマクロン大統領は15日、レバノンに逃亡した日産自動車(7201.T)前会長カルロス・ゴーン被告(65)の日本での勾留状況を巡り、安倍晋三首相に懸念を伝えていたことを明らかにした。 

マクロン氏は記者団に対し「ゴーン氏の勾留と取り調べの状況が申し分ないとは言えない旨を何度か安倍首相に伝えた」と語った。 

ゴーン被告は今月8日の会見で、勾留中は「弁護士の同席なしに1日8時間にわたって尋問を受けた」などと主張した。