天竜森林組合地域材推進課長 鈴木省吾さん(49)(静岡)

 選手村の交流施設「ビレッジプラザ」に、床や柱などの建築資材として浜松市天竜区産のスギ材約34立方メートル(木造住宅2~3軒分)を提供しました。大会組織委員会の呼びかけに市が応じ、天竜森林組合が木材の調達や加工、納品まで、一連の作業を請け負いました。

 天竜材は強度があり、しっかり管理されていることが特徴です。納品した木材はすべて、持続可能な森林経営の国際基準を満たしたFSC(森林管理協議会)の認証を受けています。

 前回の東京五輪は生まれる前でした。日本で開催すること自体がすごいことで、裏方として携われることをうれしく思います。

 メイン会場となる新しい国立競技場や、有明アリーナにも天竜材のほか各地の木材がふんだんに使われ、「和」を演出しています。多くの人が見て触れて、木材の価値や良さを再発見してほしいです。