【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は20日掲載の社説で、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪は「中止するか延期しなければならない」と主張した。聖火の到着式典が20日行われたことに触れ、国際オリンピック委員会(IOC)や日本の当局者が五輪を開催できるかのように振る舞っているのは「完全に無責任だ」と批判した。

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 社説は「東京五輪は新型コロナの培養器になる全ての要素を持っており、さらなる拡散につながる」と懸念を表明。選手はトレーニングができておらず、五輪代表の選考会も延期になっているとも指摘した。