会談するロシアのプーチン大統領(左)とサウジアラビアのムハンマド皇太子=2019年10月14日、リヤド(AFP時事)
会談するロシアのプーチン大統領(左)とサウジアラビアのムハンマド皇太子=2019年10月14日、リヤド(AFP時事)

 【ロンドン、モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は3日、原油の生産量削減について「われわれはパートナーと合意する用意がある。米国と協力する用意もある」と述べ、協調減産に前向きな姿勢を示した。サウジアラビア、ロシアなど石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は6日にテレビ会議で緊急会合を開く。両国は世界最大の産油国となった米国の出方を注視している。

 プーチン氏は「われわれは日量1000万バレルかその前後の減産を話し合う」と表明した上で、「原油価格は1バレル=42ドル前後の水準が心地良い」とも語った。