【ハノイ時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)は27日、テレビ会議方式で26日に開いた首脳会議の議長声明を発表した。声明は、中国が実効支配を強める南シナ海情勢について「信頼を損ね、緊張を高めた最近の動きや活動、深刻な出来事に懸念が表明された」と明記。「平和と安定に影響を及ぼす行動を自制する必要性を確認した」と指摘し、名指しを避けつつも最近の中国の動きをけん制した。