[ニューヨーク 14日 ロイター] – バイオ医薬大手の米モデルナ(MRNA.O)は14日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、今月27日ごろから後期治験を開始する計画を示した。政府のウェブサイトに掲載されたリストで分かった。 

後期治験は米国内の87カ所で行われる。ワクチン候補の試験は30州と首都ワシントンで実施され、うち半分程度は感染者が多いテキサス、カリフォルニア、フロリダなどで行われる。 

米政府は約5億ドルを投じてモデルナのワクチン開発を支援しており、大規模な治験を行う最初のワクチンの一つに選んでいる。 

モデルナの株価は午後の取引で約3.8%上昇している。