ADPリサーチ・インスティテュートによると、7月の米民間雇用者数は伸びが急減速した。新型コロナウイルスの感染再拡大で労働市場や景気回復にブレーキがかかったことが示唆された。

キーポイント
・7月の米民間雇用者数は前月比16万7000人増加
 ・ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は120万人増
 ・前月は431万人増に上方修正
 ・速報値は237万人増だった

インサイト

  • ADPリサーチの共同責任者アフ・ユルドゥルマズ氏は、「減速の影響はあらゆる企業規模やセクターで出ている」と発表資料で指摘
  • ドイチェ・バンク・セキュリティーズのシニア米国エコノミスト、ブレット・ライアン氏は他の雇用指標の傾向について、「過去1カ月はほぼ横ばいの状態で、労働市場の回復が恐らく減速していることを示している」

詳細

  • サービス部門の雇用は16万6000人増。財生産部門は1000人増
  • 娯楽・ホスピタリティーは3万8000人増
    • 5ー6月には計300万人余り増加していた
  • 規模別では、従業員50人未満の小規模企業で6万3000人増、中規模企業は2万5000人減少。大企業は12万9000人増
  • 統計表

原題:ADP’s U.S. Job Data Misses Estimates, Signaling New Virus Drag(抜粋)