【ブリュッセル時事】ベルギーの通信最大手プロキシマスは9日、国内の次世代通信規格「5G」網整備で、通信機器大手のフィンランドのノキアとスウェーデンのエリクソンを採用したと発表した。米国が安全保障上の懸念を理由に5Gから締め出すよう欧州に圧力をかけている中国の華為技術(ファーウェイ)を選ばなかった。

 さらに、ファーウェイを採用している4Gなど既存通信網は2023年までにノキアとエリクソンへの切り替えを進める。通信大手オレンジ・ベルギーも9日、同様に5Gへのノキア採用を発表した。