NTTドコモは携帯電話の主力ブランドで料金を引き下げる方向で最終調整に入ったと、日本経済新聞が報じた。主力ブランドでの値下げは大手では初めてで、KDDIなどが追随すれば国際的に割高とされた携帯料金の下落につながるとしている。

  同紙によると、ドコモは主力ブランドのデータ大容量プランを軸に価格体系を見直し、近く値下げ方針を公表する。容量20ギガバイト分の料金が月額3000円前後の廉価な別ブランドも新たに導入するという。

  KDDIとソフトバンクはそれぞれ傘下の格安ブランドで20ギガバイトの新プランを発表済みだが、いずれも4000円前後だと日経は指摘している。

  この報道についてドコモは、さまざまな検討をしているのは事実だが決定したものではなく、決定の場合は速やかに発表すると、ブルームバーグ・ニュースにコメントした。

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