[2日 ロイター] – 英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発する新型コロナウイルスワクチンは、来年1月下旬にも臨床試験(治験)結果が得られ、その後、ワクチンの緊急使用許可申請が提出される可能性がある。米政府のコロナワクチン開発加速計画「ワープ・スピード作戦」のモンセフ・スラウイ首席顧問が2日、明らかにした。

アストラゼネカ側は、すでに治験の中間結果を公表しているが、一部の専門家からはデータの信頼性を疑問視する声も上がっている。治験では、まずワクチンの半分の量を投与し、その後全量投与した群の予防効果が90%に達する一方、2回とも全量投与した群の予防効果は70%程度と差が出た。

スラウイ氏は「2つの数字に関して、事実とデータに基づき明確が説明がなされない限り、米食品医薬品局(FDA)から承認を得るのは難しいだろう」と述べた。