[2日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムが2日に発表した第4・四半期決算は予想を上回った。また、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が今年第3・四半期に会長に退くと発表した。

後任のCEOにはクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」トップのアンディ・ジェシー氏が就く。

27年前にアマゾンを創業したべゾス氏は従業員に宛てたメモで「今後も会長として、重要なアマゾンのイニシアチブに関わっていく」とした上で、慈善ファンドや宇宙開発ベンチャーのブルー・オリジン、米紙ワシントン・ポストなどの「他の情熱にも時間やエネルギーを残したい」と述べた。「これは引退ではない」とも強調した。

第4・四半期の純売上高は1255億6000万ドルで、リフィニティブのアナリスト予想である1197億ドルを上回った。

例年7月に実施するプライムデーのセールが10月にずれ込んだため、年末商戦の売り上げに貢献した。

AWSの売上高は127億ドルで、予想の128億ドルを小幅下回った。