[4日 ロイター] – 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は4日、追加の財政支出がなくても米経済の回復は「すでに堅調」という考えを示した。

量的緩和の段階的縮小に関する議論については、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長のリーダーシップに期待すると述べる一方、新型コロナウイルスの感染が収束しないうちに緩和を縮小することは時期尚早と強調した。

資産価格は1年前のコロナ危機前の水準と比較して「大きく乖離していない」と明言。最近のビデオゲーム販売店ゲームストップ株の動きは投機の典型例だが、金融政策に問題はなく、政策に伴う金融安定リスクは表れていないとした。