【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)は5日、バイデン政権が世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選で、最終候補のナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相を「強く支持する」との声明を発表した。次期事務局長をめぐっては、トランプ前政権の反対で決定に至らず、トップ不在が続いていた。米国が賛成に転じたことで、元財務相の選出に向け大きく前進した。