[ソウル 26日 ロイター] – 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は27日、バイデン米政権が北朝鮮による新たなミサイル発射実験を批判したことは自衛権の侵害に相当し、根強い敵意が露呈したものだと表明した。

北朝鮮は25日に新型戦術誘導ミサイル2発を発射し、600キロ離れた目標を正確に打撃したと発表。バイデン氏は北朝鮮のミサイル発射が国連決議に違反すると非難した。

北朝鮮政府の李炳哲(リ・ビョンチョル)氏は「米国の最高責任者がわが国の自衛権行使である定期的なミサイル試射を国連の『決議』に違反したと非難し、根強い敵意をあらわにしたことについて、深く憂慮する」と述べた。