台湾積体電路製造(TSMC)が、日本で初となる半導体工場を熊本県に建設する検討に入ったと日経電子版が10日報じた。

日本政府が先進的な半導体を日本で生産するよう要請したのを受け、同社は検討を開始。同県に300ミリのシリコンウエハーを使う大規模工場を建設する案を検討していると、複数のサプラヤ―幹部の話として伝えた。

新工場は16ナノメートルや28ナノの技術導入を検討しているとしている。

TSMCの広報担当者は日本経済新聞の取材に「コメントできない」と回答したという。