[10日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)当局者が11月のテーパリング(量的緩和の縮小)開始に向け、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で合意を目指していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が10日報じた。

WSJによると、今月21─22日に開催されるFOMCでは、テーパリングに着手する公算は小さいものの、パウエルFRB議長は同会合で、11月にテーパリングを開始するというシグナルを発する可能性がある。

多くのFRB当局者は最近、年内のテーパリング開始は可能という認識を示している。

ロイターはWSJの情報を確認していない。