【ワシントン時事】バイデン米大統領は10日夜(日本時間11日朝)、米同時テロから11日で20年の節目を迎えるのを前に、米国民に「団結」を呼び掛けた。米社会の分断が深まる中、バイデン氏は国民に対し「団結こそ永遠に壊してはならない。われわれを米国人たらしめるものだ。最大の強みだ」と訴えた。

「9.11」前から続くテロの系譜 共鳴する個人・組織絶えず―米同時テロ20年

 ツイッターで追悼のビデオメッセージを公表した。6分に及んだメッセージで「90を超える国々の2977人が2001年9月11日に亡くなった。一人一人の家族へ、そして負傷した多くの人々へ、米国と世界が、あなたと、あなたの愛する人のために追悼する」と語り掛けた。