秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの結婚が正式に発表されたことを受け、海外メディアも1日、これまでの経緯などを詳しく報じた。2人が新生活を送る予定の米ニューヨークに本社を置くニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、眞子さまが「長くつらい婚約期間」を経て「一般人の大学時代のボーイフレンドと結婚する」と伝えた。

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 同紙は小室さんの母親の金銭トラブルで結婚が延期されたと説明。小室さんはイメージの改善に苦労し、秋篠宮ご夫妻は「結婚に対し公式にはほとんど支持を表明していない」と紹介した。眞子さまが「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されたことにも触れ、「2人への圧力は非常に強かった」と伝えた。

 ロイター通信は「批判を乗り越えた」との見出しで報道。婚約について、ここ数年は「強烈な監視と批判で、ありがたくない脚光を浴びた」と指摘した。AFP通信も「遅延と議論の末に結婚」などと伝えた。

 英BBC放送(電子版)は、英王室を離脱し論争を呼んだヘンリー王子夫妻になぞらえ「日本のヘンリーとメーガン(妃)」と称されているなどと大きく報じた。小室さんに関しては「議論を呼ぶ人物」と評し、長髪姿で帰国したことが「過熱報道を巻き起こした」と解説。王室の内情を暴露したヘンリー王子夫妻と比べ、2人は「控えめ」だが、その関係は「(日本の皇族関係者としては)珍しくオープンに扱われた」との見方を示した。