【ニューヨーク時事】米ニューヨークの連邦裁判所の陪審は22日、トランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長と協力関係にあったウクライナ出身の実業家レフ・パルナス被告に対し、選挙資金法違反などの罪で有罪評決を下した。米メディアが伝えた。

 パルナス被告は、法律で禁じられている外国人からの寄付を米国の選挙の候補者に献金した罪などに問われ、2019年に起訴された。同被告は、トランプ氏が政敵だったバイデン大統領(当時は前副大統領)に対する調査を求めてウクライナ首脳に圧力をかけた疑惑で、工作に当たったジュリアーニ氏を支援したとして注目されていた。