[モスクワ 9日 ロイター] – ロシアのリャブコフ外務次官は9日、ウクライナ情勢を巡る米ロ関係の緊張について、1962年のキューバ・ミサイル危機の再来になる危険性があると述べた。インタファックス通信が報じた。

同次官は「緊張がこのまま続けば、ある日目が覚めたら同じようなことが起きていたということもあり得る」と述べた。

西側諸国は、ロシアがウクライナ国境に軍を集結させていることに懸念を表明。一方、ロシア政府は、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)との関係を深めていることに警戒感を示すとともに、ウクライナの軍備増強を非難している。