[国連 31日 ロイター] – ロシアは31日、ウクライナ情勢を巡る国連安全保障理事会の会合について非公開での開催を求めたが、失敗に終わった。同会合ではロシアによるウクライナ国境付近での軍備増強に対し米国などが批判するとみられている。

中国とロシアが公開会合に反対した一方、インド、ガボン、ケニアが棄権、残り10カ国は公開会合を支持した。

ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、今回の会合は「メガホン外交」だと非難した上で、理事国15カ国に対し公開会合に反対するよう求めた。

中国の張軍・国連大使も公開会合には反対だとし「今はまさに静かな外交を求める時だ」と説明した。