[国連 4日 ロイター] – 国連の安全保障理事会は4日、理事会を構成する15カ国のうち過半数が北朝鮮による中距離弾道ミサイル発射を非難していることを明らかにした。共同声明で、理事会が沈黙を続けることは北朝鮮の行動を助長させるだけだとした。

理事会を構成する米国、アルバニア、ブラジル、フランス、アイルランド、ノルウェー、アラブ首長国連邦、英国の8カ国と日本は、今回のミサイル発射を「地域をさらに不安定にしようとする重大なエスカレーション」と指摘した。

その上で北朝鮮に対し、米国などが申し出ている前提条件なしの会談に積極的に応じるよう求めた。

北朝鮮は1月30日、弾道ミサイルを日本海に向けて発射し、翌日、中距離弾道ミサイル「火星12型」の発射実験を行ったと発表した。