ロシアは24日、ウクライナに対する軍事侵攻に踏み切り、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いています。
ロシア、ウクライナ、アメリカ、そして日本などの28日(日本時間)の動きを随時更新してお伝えします。
(日本とウクライナとは7時間、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)

【随時更新中】

地下シェルターで赤ちゃん出産

ロシア軍の侵攻にさらされているウクライナ東部の地下シェルターで、女性が無事、赤ちゃんを出産し、ウクライナの人々を元気づけています。

ウクライナ東部のルガンスク州にある病院が25日、母親の許可を得てフェイスブックに投稿した写真には、いとおしそうに赤ちゃんを抱く母親の様子が映っています。

病院は「近くの住宅街では銃声が鳴り響き、安全に出産をする環境とはほど遠い状況のなかで赤ちゃんがうぶ声を上げた」と書き込んでいます。

生まれたのは男の子で元気な様子だということで、コメント欄には「この子が戦争を知ることなく健やかに育ってほしい」とか、「お母さんと赤ちゃんは私たちのヒーローだ」などの書き込みが相次ぎ、ウクライナの人々は元気づけられている様子です。

“ロシア軍攻撃で子ども16人死亡45人けが” ウクライナ大統領

ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、フェイスブックにメッセージ動画を投稿し、「ロシア軍による攻撃でこの4日間で16人の子どもが亡くなり45人の子どもがけがをした。攻撃のたびに死傷者が出ている」と述べたうえで、ロシア軍に対し、「あなたたちは何のためにウクライナに来たのか、何をしているのか。武器を捨てて帰りなさい」とロシア語も交えて非難しました。

また、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長と会談したことを明らかにし、以前から希望しているEU加盟を重ねて求めました。

ロシアとウクライナの代表団 会談始まる

会談は、28日、日本時間の28日夜、ウクライナと国境を接するベラルーシ南東部で始まりました。

ロシアによる軍事侵攻が始まってから双方が会談を行うのは初めてです。

会談を前に、ロシア側の代表団のトップ、メジンスキー大統領補佐官は記者団に対し、「合意は双方の利益になるものでなければならない」と述べました。

一方、ウクライナ側は、レズニコフ国防相や外務次官らを代表団として派遣し、ウクライナ大統領府は、「会談の重要な課題は、即時停戦とウクライナからのロシア軍の撤退だ」としています。

ただ、ロシア側は、これまでウクライナの非軍事化・中立化を要求していて、停戦が実現するかは不透明です。

中国 SWIFT締め出す措置に反対

ウクライナ情勢を受けて、欧米各国などがSWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークから、ロシアの特定の銀行を締め出す措置を実行することで合意したと発表したことについて、中国外務省の汪文斌報道官は28日の記者会見で「中国は、制裁という手段で問題を解決することに賛成しておらず、国際法に基づかない一方的な制裁に反対する。制裁は問題を解決できないばかりか、新たな問題を引き起こすことになる」と述べ、反対する考えを示しました。
そのうえで「中国とロシアは、相互尊重、平等互恵の精神に基づいて引き続き正常な貿易協力を行っていく」と強調しました。

東京都庁舎をウクライナ国旗の色にライトアップ

東京都の小池知事はウクライナとの連携を示すために、28日夜から来月6日まで都の庁舎をウクライナの国旗の青色と黄色にライトアップする考えを示しました。
そして、「いまウクライナの人に向けてメッセージを出すことは重要だ。みなさんには都庁の色を見ながらそういう思いをしっかり持っていただきたい」と呼びかけました。

家族が離れ離れに 男の子が涙ながらに語ったこと…

ロシアが軍事侵攻したウクライナでは、防衛態勢を強化するため、18歳から60歳の男性の出国が制限されていることから、女性や子どもたちだけで国外に避難し、家族が離ればなれになるケースが相次いでいます。
幼い男の子は父親を首都キエフに残したまま、家族に連れられてポーランドに避難する途中で、涙ぐみながら「お父さんはキエフに残り、僕たちの英雄、軍隊を助けると思う。お父さんは戦いさえするかもしれない」と話し、大好きな父親の身を案じていました。
その様子に、かたわらの女性は黙って涙を流していました。

岸田首相 “SWIFTから締め出す措置 影響抑えるべく協力”

参議院予算委員会で、岸田総理大臣は、SWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置によって、国内の金融機関や中小企業が受ける影響について「資金決済の代替ルートの確保など、具体的な案件について1つ1つ丁寧に実態を確認していく。その上で、必要となる対応を丁寧に考え、民間における影響をできるだけ抑えるべく政府としても協力していきたい」と述べました。

首都キエフから北西20キロの都市ブチャ 市長が映像公開

首都キエフから北西におよそ20キロのところにあるブチャの市長は、ロシア軍の侵攻を受けた市内の映像をSNS上に公開しました。
映像では、壊れた建物やがれき、それに焼けた軍用車両が確認できるほか、ところどころで煙が上がっています。
ブチャのアナトーリ・フェドリュック市長は「ロシア軍は残酷にも、市内の建物やインフラを破壊した。ウクライナの軍や市民がロシア軍を退けたが、住民はできるかぎり自分の身を守ってほしい。私たちは敵を許さないし、壊されたものはすべて再建する。ウクライナ、がんばろう!」とコメントを寄せています。

日本時間16:00すぎ 官房長官「ベラルーシ政府高官らへ措置検討」

松野官房長官は午後の記者会見で、ロシアと同盟関係にあるベラルーシに対する制裁措置について「ベラルーシはロシアの侵略を自国領域の使用を通じて支えており、日本として強く非難する。アメリカが個人制裁や金融制裁の実施を発表し、G7=主要7か国の各国も制裁の実施を表明しており、日本も政府高官を含む個人に対する措置などの検討を進めている」と述べました。

株価 小幅な値上がり 情勢悪化に歯止めの見方で買い注文も

ウクライナ情勢をめぐって売り買いが交錯し、株価は小幅な値上がりとなりました。
市場関係者は「SWIFT(スウィフト)と呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す経済制裁が実施されれば、ロシアから天然ガスや原油の供給が滞るのではないかという懸念が広がり、売り注文が増える場面もあった。一方、ロシアとウクライナの代表団が会談する見通しとなり、情勢の悪化に歯止めがかかるのではないかという見方から買い注文も入った」と話しています。

砲撃で重傷を負った女の子 蘇生できず死亡

AP通信が配信した映像によりますと、ウクライナ東部ドネツク州のマリウポリでは27日、ロシア軍の砲撃で重傷を負った6歳の女の子が病院に緊急搬送されました。
救急車の中では、医療従事者が懸命に女の子に心臓マッサージを行い、母親はその様子を泣きながら見守っています。
その後、女の子は、ストレッチャーに乗せられて病院内に運び込まれ、蘇生措置が行われましたが、亡くなりました。
蘇生措置を行っていた医師の1人は「この状況をプーチンに見せろ!」とカメラに向かって叫び、強い憤りを表していました。
また、女の子が亡くなったのを受けて、医療従事者の中には、涙をこらえきれずに泣きだす人もいました。

日本と欧州各国を結ぶ便に欠航も 国土交通省

国土交通省によりますと、これまでに成田や羽田と、ドイツやオランダを結ぶ便などが欠航したということです。
日本とヨーロッパを結ぶ海外の航空会社の旅客便は週におよそ30便運航されていて、影響はさらに広がることが見込まれ、国土交通省が情報収集を進めています。
一方、全日空と日本航空によりますと、2社が運航するヨーロッパ便については今のところ影響はないということです。

日ロ交流イベント延期へ 北海道

ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻を受けて北海道は、3月に開催する予定だったロシアとの交流行事を延期する方針を決めました。
道が延期の方針を決めたのは、来月2日にロシア第2の都市、サンクトペテルブルクの「ロシア鉄道博物館」と、小樽市総合博物館をオンラインでつなぎ、ロシアの鉄道の歴史や車両を紹介するセミナーです。
道の関係者によりますと、ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻を受けて延期を判断し、先週25日、ロシア側に伝えたということです。

「プラハの春」のチェコでも抗議デモ

ウクライナへのロシアの侵攻に抗議するデモは、27日、中央ヨーロッパのチェコでも行われました。参加者らは、1968年に当時のチェコスロバキアで起きた民主化運動、「プラハの春」の記念碑があるヴァーツラフ広場に集まり、ウクライナの国旗や「戦争反対」などと書かれたプラカードを手に持って、ウクライナとの連帯を示しました。AFP通信によりますと、地元の警察の推計で7万人近くが参加したということです。
参加した19歳の女性は「私たちの国は同じような経験を持っていて、ウクライナの支援に最善を尽くしていると思う」と話していました。

米 国連大使 ロシア・ウクライナ会談に慎重な見方

ロシアとウクライナの代表団による会談が行われる見通しになったことについて、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は27日、CNNテレビのインタビューで「会談でどのような成果が得られるのか期待したい」と述べました。
その一方で「われわれはこれまでもプーチン大統領が交渉のテーブルにつくことを望んできたが、彼は外交よりも軍事侵攻を選んだ。見てみなければわからない」と述べ、ロシア側の真意について懐疑的な見方を示しました。
アメリカとしては、会談について楽観はせず、ロシア側の出方を慎重に見極めていく考えです。

日本時間11:30すぎ 松野官房長官“SWIFT実効的な内容に調整”

松野官房長官は、午前の記者会見で、SWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置に日本も加わることについて「実効的なものになるよう内容の調整を行っている。わが国の経済や金融市場などへの影響を見極めつつ、ロシアに対して最大のコストを科すよう引き続き、G7=主要7か国をはじめとする国際社会と緊密に連携しながら対応していく」と述べました。

政府と日銀が緊急会合 金融市場の影響議論

ウクライナ情勢をめぐって財務省と金融庁、それに日銀の幹部による緊急の会合が行われ、国際的な金融市場にどういった影響が及ぶかなどについて意見を交わしました。
ロシアによる軍事侵攻をめぐっては、アメリカとヨーロッパ各国などが、ロシアへの経済制裁としてSWIFT(スウィフト)と呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置に踏み切ることで合意し、日本もこれに加わる意向を示しています。
これを受けて、会合では経済制裁による金融市場への影響についても議論し、情報交換を行うとともに必要な対応を協議したとみられます。

ロシアの通貨・ルーブル 最安値を更新 外国為替市場

ロシアに対する欧米の経済制裁を受けて、28日の外国為替市場では、ロシアの通貨・ルーブルが売られ、ドルに対して1ドル=115ルーブル前後まで値下がりしてこれまでの最安値を更新しました。

岸田首相 “ベラルーシに制裁措置を検討”

ウクライナ情勢をめぐり、岸田総理大臣は参議院予算委員会で、ロシアのプーチン大統領らの資産凍結を速やかに実施するとともに、ロシアと同盟関係にあるベラルーシについて、ロシアの軍事行動を支えているとして、制裁措置を検討していることを明らかにしました。

キエフへ向かうロシア軍の5キロ以上の車列

アメリカの衛星会社「マクサー・テクノロジーズ」が27日午前に撮影した写真には、ウクライナの首都キエフに向かうロシア軍の車列がとらえられています。撮影された場所は、キエフから北におよそ60キロの地点で、戦車や燃料車両など数百台が5キロ以上の列になっていたということです。

NY原油価格 大幅上昇 ロシアへのSWIFT制裁措置で懸念

ニューヨーク原油市場では27日、ロシアの特定の銀行を国際的な決済ネットワークから締め出す経済制裁の影響への懸念から、原油の先物価格が一時、1バレル=99ドル台まで大幅に上昇しました。

日本被団協 “核兵器がもたらすのは破滅の結果だけ”

プーチン大統領が国防相などに対して、核戦力を念頭に抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう命じたことについて、日本被団協の代表委員の田中重光さんは、「絶対に核兵器を使ってはいけない。それは私たちが被爆から77年間、訴え続けてきたことだ」と述べました。
そのうえで、「核兵器がもたらすのは破滅の結果だけで、使ってしまえば爆心地は放射線で汚染され、救援もできない。それを私たちは身をもって経験し、核廃絶を訴えてきた」と話していました。

成田~ヘルシンキ便 運航停止へ

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けてフィンランドの航空会社「フィンエアー」は、成田空港や関西空港とフィンランドの首都ヘルシンキを結ぶ定期便の運航を28日から1週間停止することになりました。

EUがウクライナに初の兵器供与 支援強化決める

EU=ヨーロッパ連合は27日、オンラインで外相会議を開いてウクライナへの支援などについて協議しました。
会議のあとの記者会見でEUの外相にあたるボレル上級代表は「ウクライナで全面的な戦争が起きている。ウクライナのためにあらゆる支援をしたい」と述べ、5億ユーロ(日本円でおよそ650億円)に上る軍事支援を行うことを明らかにしました。

ロシア便の運航を取りやめる動き広がる

EUの決定に先立ってドイツやフランスをはじめとする主な加盟国やイギリスなどは独自に飛行禁止に踏み切っていて、これでヨーロッパ各国の足並みがそろうことになります。
一方、ロシアもヨーロッパの航空会社を対象に段階的に領空内の飛行を制限しています。
このためヨーロッパの航空会社の間ではロシア便の運航を取りやめる動きが広がっています。
さらにヨーロッパと日本を含むアジアを結ぶ便は多くがロシアの領空内を飛行することからルートの見直しを迫られる可能性が出ています。
このうちエールフランスは27日、ロシアの領空を避ける飛行計画を検討する間、日本や中国、韓国とを結ぶ便の運航を一時、停止すると発表し、アジア便にも影響が出始めています。

FIFA ロシアでの国際試合の禁止を発表

FIFAはロシアによるウクライナへの侵攻を受けてロシア国内で予定されていた国際試合の開催をすべて禁止し、代替地となる中立国で観客を入れずに行うとしています。これはFIFAがホームページで明らかにしたものです。
また、ロシアとしての試合への参加を認めず、選手は「ロシアサッカー連合」のメンバーとして出場することになるとしています。
試合ではロシアの国旗や国歌の使用も禁じるということです。

日本時間5:00すぎ 国連総会の緊急特別会合開催を決定

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、アメリカなどがすべての国連加盟国が参加できる国連総会の緊急特別会合の開催を提案し、安全保障理事会での採決の結果、賛成多数で開催されることが決まりました。
緊急特別会合は28日から始まり、アメリカとしては、すべての国連加盟国が参加できる国連総会の場でロシアを非難する決議案の採決を目指していて、ロシアの国際的な孤立を一層際立たせ、圧力を強めたい考えです。

ウクライナから国外への避難 36万8000人に

UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は27日、ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナから国外に避難した人の数が、36万8000人に上ると明らかにしました。
多くは陸路で隣国のポーランドのほか、ハンガリーやルーマニア、モルドバなどに逃れているということです。

IAEA “放射性廃棄物処理施設周辺でミサイル攻撃”

ウクライナ情勢をめぐってIAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は声明を発表し、ウクライナ側から27日、首都キエフにある放射性廃棄物処理施設の周辺でミサイルの攻撃があったと報告を受けたことを明らかにしました。
ただ、建物に被害はなく、放射性物質が漏れ出ている兆候もないということです。
グロッシ事務局長は「戦闘中に放射性物質を保有する施設が被害を受け、人々の健康と環境に深刻な結果をもたらす可能性があるというリスクを浮き彫りにしている」と警鐘を鳴らしたうえで、原子力関連施設を危険にさらす行動をとらないよう強く促しています。

グロッシ事務局長は「戦闘中に放射性物質を保有する施設が被害を受け、人々の健康と環境に深刻な結果をもたらす可能性があるというリスクを浮き彫りにしている」と警鐘を鳴らしたうえで、原子力関連施設を危険にさらす行動をとらないよう強く促しています。

ドイツで大規模な抗議デモ

ドイツの首都ベルリンでは27日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する大規模なデモが行われました。
市内中心部にあるブランデンブルク門周辺には警察の発表で10万人以上が集まり、大通りを埋め尽くしました。
集まった人たちはウクライナの人々との連帯を示すため国旗を持ったり、「プーチンを止めろ、戦争を止めろ」などと書かれたプラカードを掲げたりして、直ちに停戦するよう訴えていました。
参加した女性は「今起きている戦争に非常に大きなショックを受けています。平和への思いと連帯を示すために来ました」と話していました。

ロシアとウクライナ 代表団会談へ

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ウクライナの代表団がロシアの代表団と会談することで合意したと明らかにしました。
会談は、ベラルーシ南東部のゴメリ州で開かれるとみられ、ゼレンスキー大統領は前提条件なしで行われるとしています。
会談についてゼレンスキー大統領は「この会談で結果が出るとは思わないが交渉してみよう。わずかでも戦争を止めるチャンスがあったのに何もしなかったということがないように」などと述べました。
ゼレンスキー大統領が25日、市民の犠牲を防ぐためとして話し合いを求めたのに対し、ロシア側はウクライナの非軍事化・中立化を条件に隣国のベラルーシで会談する用意があるとしていました。
会談について、ロシア側の交渉団トップを務めるメジンスキー大統領補佐官は27日、「われわれはいつでも和平交渉に応じる用意がある」と述べました。
ロシアによる軍事侵攻が始まってからロシアとウクライナの会談が行われるのは初めてで、ウクライナ各地で激しい戦闘が続く中、停戦につながる交渉が行われるかが焦点です。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐって双方の代表団が会談するのに先立って、27日、ウクライナのクレバ外相は記者会見を行い「話し合いの結果が平和と戦争の終結につながるのであれば歓迎されるべきだ」と述べました。一方で、「ロシアの言い分を聞くために行く。私たちは降伏しないし、わずかな領土も譲ることはない」と譲歩しない姿勢を強調しました。

G7外相緊急会合 ロシア軍事侵攻「侵略」と強く非難

ウクライナ情勢をめぐり、G7=主要7か国の外相による緊急会合が、オンライン形式で開かれました。ロシアによる軍事侵攻を「侵略」という表現で改めて強く非難し、制裁を含めた今後の対応などで、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
この中では、今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻についてG7として「侵略」という表現を用いて、改めて強く非難しました。
そのうえで、戦闘が続く現地の状況について、各国がそれぞれ把握している情報を共有したうえで議論を行い、ロシアへの制裁を含めた今後の対応や、ウクライナと周辺の関係国の支援を進めていくにあたり引き続き緊密に連携していくことで一致しました。