[ワシントン 1日 ロイター] – ロシア軍は食料や燃料の不足など基本的な物資補給面の課題に直面しており、ウクライナの首都キエフへの侵攻が停滞していると、米国防当局高官が1日、匿名で述べた。一部の部隊では士気が低下しているもようという。

記者団に対し「ロシア軍自体が再編成や方針の見直しを実施し、これまでの課題に適応しようとしている」ことがキエフ北部での停滞の理由と指摘。部隊そのものが停滞しているかどうかは不明だが、ほとんど進んでいないとした。

また根拠は示さなかったものの「ロシア側は士気の問題に驚いているほか、補給路などの課題についても満足していない」と語った。

一方、キエフにあるテレビ塔がロシア軍の攻撃を受けたと、ウクライナ内務省当局者が1日ソーシャルメディアで明らかにした。電波が中断される可能性があるという。