[ベルリン/モスクワ 4日 ロイター] – ドイツのショルツ首相は4日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、全ての軍事行動を直ちに停止するよう求めたと、独政府の報道官が明らかにした。

報道官によると、ショルツ首相はプーチン大統領に対し、戦闘が行われている地域で人道支援へのアクセスを認めるよう要請。プーチン大統領は今週末にウクライナと3回目の停戦交渉を開くと表明した。

会談は約1時間に及び、両首脳は近くさらなる会談を行うことで合意した。

ロシア大統領府によると、プーチン大統領はショルツ首相に対し、ウクライナが3回目の停戦交渉で「合理的かつ建設的な」スタンスを取ることを望んでいると述べた上で、ウクライナが全ての要求を満たすという条件の下、ロシアは対話にオープンという考えを示した。