【ワシントン時事】米国防総省高官は11日、ロシア軍がウクライナ西部に攻撃対象を拡大し、飛行場2カ所を攻撃したと明らかにした。被害の程度は不明だが、ウクライナ空軍の活動を阻害する狙いがあるとみられる。

 2月24日のロシア軍侵攻開始以降、ウクライナ西部ではリビウで爆発音の情報などがあったものの、比較的平穏を保っていた。高官は「今回の攻撃が異例なのは、ロシア軍がこれまで攻撃してこなかった西部を爆撃したことだ」と指摘した。

 攻撃されたのは北西部ルツクと西部イワノフランコフスクにある飛行場で、長距離射程の兵器が使われた。「この攻撃がさらなる攻撃の前兆なのか、ロシア軍が次の段階として何を計画しているのかは分からない」と高官は慎重な見方を示した。