【イスタンブール時事】ブリンケン米国務長官は27日、訪問先のエルサレムで記者団に対し、バイデン米大統領が26日の演説でロシアのプーチン大統領が「権力の座にとどまるべきではない」と言及したことに関連し、「われわれはロシアの体制転換の戦略を有していない」と説明した。政権交代については「ロシア国民次第だ」と述べた。

 バイデン氏の発言の真意について、ブリンケン氏は「戦争を遂行したり、ウクライナや他国を武力侵略したりする権限をプーチン大統領に与えてはならないということだと思う」と語った。