【モスクワAFP時事】フランス映画界の名優ジェラール・ドパルデューさんが、ウクライナ侵攻を命じたロシアのプーチン大統領を非難する声明を出した。AFP通信に寄せた声明(3月31日)で「プーチンのような指導者の常軌を逸し、受け入れ難い度を過ごした行為について、ロシアの人々に責任はない」と表明した。

 ドパルデューさんはプーチン氏と親交があり、2013年には母国での富裕層増税に抗議してロシア国籍を取得した。これに対しロシアのペスコフ大統領報道官は1日、記者団に「ドパルデュー氏は事態を十分に理解していないようだ」とし、「必要なら、より良く理解できるように説明する用意がある」と述べた。