【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は3日、CNNテレビに対し、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ブチャで民間人とみられる多くの遺体が発見されたことについて、「衝撃を受けた」と語った。その上で、戦争犯罪を裏付ける証拠を収集し、ロシア軍の責任を追及していく考えを示した。

奪還地域に多数の遺体 ウクライナ首都郊外のブチャ―ロシア軍、撤収時に地雷設置か

 ブリンケン氏はブチャでの惨劇について、「最も重要なことはこうした出来事にまひしないことだ」と指摘。ウクライナ侵攻によって「こうしたことが日々起きているのが現実だ」と述べ、ロシア軍のさらなる侵攻を阻止すべきだと訴えた。