[ロンドン 5日 ロイター] – ロシアのラブロフ外相は5日、西側諸国はロシア軍による「戦争犯罪」を提起することで、ロシアとウクライナの和平交渉を頓挫させようとしていると非難した。

ラブロフ外相はロシア外務省が公表したビデオの中で、先週トルコで行われたウクライナとの和平交渉で進展が見られたと指摘。西側諸国のロシアに対する非難は、この交渉プロセスの頓挫を目的に時期を見計らったものだったとロシアは受け止めていると述べた。

その上で、西側の報道機関がロシアによる戦争犯罪の疑惑を報じたことを受け、ウクライナは「交渉プロセスを完全に打ち切ろうとした」と語った。ただ、根拠は示さなかった。