【ワシントン時事】米国防総省のカービー報道官は29日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領について、言葉を詰まらせながら「無実の人々に対して邪悪な行為をもたらしている」と糾弾した。多数の一般市民らが犠牲になっている事実に感情的になったようだ。

 カービー氏が感情をあらわにしたのは、「プーチン氏は理性的に行動しているか」との質問に対して。「道徳的、倫理的な人は彼や彼の軍隊がウクライナで行っていることを正当化できない」と非難し、ウクライナの惨状を示す画像に言及する際に数秒間、沈黙した。