[ワシントン 27日 ロイター] – バイデン米大統領は27日、ロシアからの特定の輸入品に対する関税率を35%に引き上げると発表した。ウクライナ侵攻を受けたロシアの「最恵国待遇」撤回に伴う措置で、禁輸対象となっていない製品に適用される。

バイデン大統領は3月、主要7カ国(G7)と協調し、世界貿易機関(WTO)ルールに基づくロシアの「最恵国待遇」を撤回すると表明。ロシアからのウォッカやキャビアなどの魚介類、ダイヤモンドの輸入を禁止する措置も示した。