[ワシントン 7日 ロイター] – バイデン米大統領が来週13─16日の日程で予定する中東歴訪でのサウジアラビアのサルマン国王との会談にはムハンマド・ビン・サルマン皇太子を含むサウジ指導部も参加すると、ホワイトハウスのカービー報道官が7日明らかにした。

カービー報道官は「バイデン大統領はサウジ国王および国王の指導部と二国間会談を行う。皇太子は指導部の一員であり、会談に加わる」とし、「二国間会談というより大きな枠組みにおいて、バイデン大統領はムハンマド・ビン・サルマン皇太子と顔を合わせることになる」と語った。

カービー報道官によると、バイデン大統領は会談で、内戦が続くイエメンの停戦のほか、人権やエネルギー安全保障に絡む課題を取り上げる見通し。さらに「増大するイランの脅威への対処」に向け、地域の防空能力の拡充を巡り米国がどのように支援できるかについても協議されるという。