[ソウル 18日 ロイター] – イエレン米財務長官は、ロシア産原油価格に上限を設定する案に関するインドとの協議は「心強い」内容だったと述べた。

イエレン氏は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれていたインドネシアから韓国に向かう機中でロイターのインタビューに応じ、上限設定構想について概ね前向きな感触を得たと説明した。

財務省高官によると、インドは原油価格の上限について約束はしていないが、米国と協力しており「構想に敵意を示していない」という。

財務省によると、イエレン氏はG20の合間にサウジアラビア、オーストラリア、南アフリカ、トルコ、シンガポールの当局者と会談した。

財務省高官は、イエレン氏がインド当局者と協議したのはアジアに出発する前で、G20中には会談していないと述べた。