[ローマ 22日 ロイター] – イタリアの首相に指名された右派「イタリアの同胞(FDI)」党首のメローニ氏は22日、内閣メンバーとともに宣誓し、同国初の女性首相に就任した。

右派「同盟」とベルルスコーニ元首相率いる「フォルツァ・イタリア」との連合によって、第2次世界大戦以降で最も右派的な連立政権が誕生した。

24人の閣僚ポストのうち、FDIが9人、同盟とフォルツァ・イタリアがそれぞれ5人ずつを確保。残り5人はテクノクラート(技術官僚)が占めた。女性はわずか6人で、平均年齢は60歳。

経済相には同盟の穏健派とされるジョルジェッティ氏、外相には親欧州のハト派と見られているフォルツァ・イタリアのタヤーニ氏をそれぞれ起用した。

タヤーニ氏は地元テレビ局に対し、まずウクライナ外相に電話をかけ、イタリアの継続的な連帯を保証するつもりだと語った。