[ワシントン 5日 ロイター] – 米下院で5日、議長を選出する7回目の投票が実施された。昨年11月の中間選挙で多数派を奪還した共和党のマッカーシー院内総務は下院議長の影響力を弱めることを提案し、党内の強硬派の支持を得ようと試みたが、過去2日間と同様、過半数を得ることはできなかった。

7回目の投票では、造反した共和党員21人のうち19人がフロリダ州選出のバイロン・ドナルズ下院議員に、1人がトランプ前大統領に、1人が特定の候補者を支持しない意向を示し、マッカーシー院内総務は議長選出に必要な218票を得られなかった。

民主党は212人全員が同党のジェフリーズ議員に票を投じた。

投票が9回目に突入すれば1923年以来、10回目となれば1859年以来の最多記録となる。