[東京 13日 ロイター] – 東芝は13日、2015年に判明した不正会計問題に関連して起こした元役員に対する損害賠償請求訴訟で、東京地裁が3月28日に下した判決の一部を不服とし東京高裁に控訴を提起したと発表した。

東芝は地裁判決について、元役員5人のうち故西田厚聡氏、村岡富美雄氏に対する請求の全てを棄却した部分のほか、佐々木則夫氏、田中久雄氏、久保誠氏に対する請求の一部を棄却した部分について承服できないとしている。